【青森】『桃川』の特徴・種類・歴史・飲み方・味わい!

日本だけでなく、海外でも数々の賞を受賞する青森の『桃川』。

南部杜氏と地元蔵元が織りなす日本酒をご紹介します。

 

【青森】『桃川』南部杜氏と地元蔵元が織りなす日本酒!

『桃川』の基本情報!

銘柄名:桃川(ももかわ)
生産県:青森
酒造名:桃川株式会社
創業年:明治22年(1889)創業

 

『桃川』ってどんなお酒?

桃川』は、十和田湖を源流とする奥入瀬川のほとり、地下250mの奥入瀬川伏流水を仕込み水に使用し、南部杜氏と地元蔵元が醸します。

軟水系である奥入瀬川伏流水は、きめ細かくまろやかな日本酒を造ります。

酒米には、青森県産米の“まっしぐら”をはじめ、最高峰の酒造好適米と呼び声高い兵庫県の“山田錦”、“華想い”や“五百万石”など、様々な酒造好適米を使用しています。

→関連記事:『【種類別】美味い日本酒を醸す酒米の特徴!

 

桃川を代表するお酒には、“桃川 大吟醸”・“ねぶた 大吟醸純米”・“杉玉 吟醸純米”があります。

コクの桃川、キレのねぶた、うまさの杉玉」と言われており、好みに合った日本酒を味わうことができます。

 

『桃川』の名前の由来!

『桃川』は、江戸時代の有力者三浦家の清酒製造を発祥としており、1889年に村上酒造店として本格的に酒造りが始められました。

創業当時、百石川(奥入瀬川)の水を使用していたことから、「百」を「桃」に変えて“桃川”と名付けられました。

 

桃川オススメの日本酒!

桃川 吟醸純米酒

特定名称 : 吟醸純米酒
アルコール度数 : 15〜16度
原料米/精米度数 : 麹米 五百万石 60%・掛米 まっしぐら 60%
酵母 : 青森県酵母、桃川酵母
希望小売価格 : 2,550円(1.8L)・1,250円(720ml)
おすすめの温度 : 5〜10度 43〜48度

 

桃川 吟醸純米酒』は、奥入瀬川伏流水で仕込んだまろやなか日本酒です。

軟水系のまろやかな口当たりで、コクと旨味のバランスが絶妙なのが特徴です。

 

2013年春季全国酒類コンクール純米大吟醸部門では一位に輝いています。

5〜10度の冷酒、または、43〜48度のぬる燗で味わうのがオススメです。

Amazonで確認

 

桃川 ねぶた 純米酒

特定名称 : 純米酒
アルコール度数 : 14〜15度
原材料/精米歩合:米(国産)、米麹(国産米)65%

 

桃川 ねぶた 純米酒』は、淡麗な味わいと喉越しのある辛口の純米酒です。

『International SAKE Challenge 2017 純米酒部門 トロフィー最高賞受賞』の他、『2016年 全米日本酒歓評会 純米部門 金賞受賞』など、日本だけでなく海外からの評価も高いお酒です。

Amazonで確認

 

杉玉 吟醸純米酒

特定名称 : 吟醸純米酒
アルコール度数 : 14〜15度
原料米/精米度数 : 麹米 五百万石 60%・掛米 まっしぐら 60%

 

杉玉 吟醸純米酒』は、芳醇な香りとまろやかな口当たり、やや辛口淡麗な味わいが特徴の吟醸純米酒です。

冷酒、熱燗のどちらでも楽しむことができます。

『2017年 全米日本酒歓評会 吟醸部門 準グランプリ受賞』や『2015年春季全国酒類コンクール 純米吟醸・純米大吟醸部門 第1位』など、“桃川”・“ねぶた”と同様、数々の賞を受賞しています。

Amazonで確認

 

この記事を読んだ人に人気の記事!
北海道・東北地方の日本酒の特徴!
【北海道】『北の錦』 北海道ならではの味わいを追求した日本酒!
【種類別】美味い日本酒を醸す酒米の特徴!

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です