日本酒の風味を引き出す!オススメのお猪口・ぐい呑み8選!

日本酒好きなら誰もが一度追い求める究極の”お猪口”・”ぐい呑み”。

お猪口・ぐい呑み一つで日本酒の味わいや風味は大きく変わります。

そこで今回は、日本酒に合わせたお猪口・ぐい呑みの選び方のポイントと、オススメのお猪口・ぐい呑みをご紹介します!

日本酒の風味を引き出す!オススメのお猪口・ぐい呑み8選!

お猪口・ぐい呑みって何?

『お猪口』とは?

お猪口とは一般的に、お酒を飲むための小さな器のことを指します。

お猪口の名前の由来は様々です。

もともと「猪口(ちょく)」という漢字は「ちょっとしたもの」や「そのままの(直)」などの意味を持っています。

お猪口もこれらの漢字の意味から付けられたとするのが有力です。

 

元来、お猪口は酢の物や和え物などの、少量の料理を盛り付けるための小鉢として使われていました。

江戸時代中頃よりお酒を飲む器として使われ始め、現在ではお酒を飲むための酒器としての使用方法が主流となっています。

 

『ぐい呑み』とは?

ぐい吞みもお猪口同様、お酒を飲むための小さな器であることに変わりはありません。

ぐい呑みは名前の通り、「ぐいっと飲み干す」「ぐいぐい飲む」などが語源と言われています。

 

ぐい吞みは古来、茶事をする際に使用されていました。

向付としてぐい吞みの中に珍味を入れていたのです。

珍味を食べた後、器の中にお酒を入れて飲み始めたのがぐい吞みの始まりと言われています。

 

『お猪口』と『ぐい呑み』の違い!

お猪口とぐい吞みは良く混同されがちです。

しかし、実は明確な違いははっきりしていません。

一般的に言われている主な違いは次の通りです。

 

器のサイズ

まず、お猪口とぐい呑みの違いとしてあげられるのが、”サイズ”です。

お猪口はお酒を、一口か二口で飲み切れるようなサイズになっています。

一方、ぐい吞みはお酒をぐいぐい飲むことができるように、お猪口と比べて大きめに作られています。

お酒を飲む時に自分の鼻が入る位のサイズであることがほとんどです。

 

徳利とセット or Not

お猪口は一般的に徳利と一緒に提供されて、徳利からお酒をお猪口に注いで飲みます。

ぐい吞みは徳利と一緒に提供されず、お酒をそのまま器に注いで飲むことが多いです。

 

デザイン性

お猪口は単にお酒を飲むための道具としての役割を持っているため、作りや装飾はシンプルなものが多いです。

これに対してぐい吞みは茶事に使用された歴史的背景から、美的感覚を重視した作りや装飾であることが特徴です。

 

お猪口・ぐい呑みのオススメの選び方!

実は、お猪口やぐい呑みは、その形状・材質により、日本酒の味わいや風味を変化させます。

そこで、通な日本酒好きだけが知る、お猪口とぐい吞みを選ぶ際のオススメのポイントを紹介します!

 

お酒の風味を変える!口造り!

口を付けてお酒を飲む部分を「口造り」と言います。

口造りの形によって、お酒の風味が変わってきます。

丸く厚みがあるものはお酒を柔らかく、外側へ反り返っているものはストレートに感じやすくなります。

内側にすぼんでいるものは、お酒のコクを感じやすいのが特徴です。

 

日本酒の味わいを引き出す!器の材質!

ぐい吞みの場合は、器の材質によっても風味が変化します。

ガラス素材のものは繊細な味を引き立てるので、吟醸酒に向いています。

陶器は純米造りなどの濃い目のお酒に使うと、コクの深さを引き出してくれます。

磁器はガラスと陶器の中間です。

どのような種類のお酒にもオールマイティに合います。

 

オススメのお猪口・ぐい呑み8選!

フロイド フジチョコ

『フロイド フジチョコ』は、富士山の形をモチーフにした可愛らしいお猪口です。

素材には磁器を使用しているため、手触りと口当たりは柔らかく、お酒の味を優しく引き立ててくれます。

桐箱に収められているので、大切な人へのプレゼントにも最適な一品です。

 

華正工房 盃 溜漆塗り

『華正工房 盃 溜漆塗り』は、茶道具の制作を行っている華正工房が作ったお猪口です。

素材は木合素地で、手塗りの仕上がりになっています。

宇宙にある銀河をイメージして作られており、お酒を注ぐとお猪口の底に施されているある純銀粉がキラキラと光ってロマンチックです。

保温性にも優れているため、熱燗と冷酒、どちらも温度と美味しさをキープしてくれます。

 

津軽びいどろ ガラスお猪口5個セット

『津軽びいどろ ガラスお猪口』は、カラフルな色がそろった5個セットのお猪口です。

素材はガラスで出来ているため、吟醸酒などの繊細なお酒に向いています。

ポップな装飾なので、見ているだけでも楽しくなりそうなお猪口です。

その日の気分に合わせて、使うお猪口を選ぶのも良いですね!

 

蛇の目 1合盃

『蛇の目』はお猪口の定番デザインで、利き酒に良く用いられます。

お猪口の底に描かれた蛇の目の青い部分でお酒の光沢を、そして白い部分でお酒の透明度をチェックすることができます。

材質は磁器で、熱燗に最適なお猪口です。

 

吉祥 九谷焼 縁起ちょこコレクション

『吉祥 九谷焼 縁起ちょこコレクション』は、深さがある、鮮やかな色使いが特徴的なぐい吞みです。

きらびやかな梅菊模様が、華やかにお酒を美味しく引き立ててくれます。

材質が陶器なので、純米造りなどのお酒に良く合います。

紙箱に入っているため、ちょっとしてプレゼントにもピッタリです。

 

能作 (NOUSAKU)  錫器ぐい呑

能作は、富山県高岡市にある、有名な鋳物ブランドです。

創業は100年を超えています。

錫製のぐい吞みはお酒の雑味を取り除いてくれるため、お酒の旨味だけを純粋に味わることができます。

お酒の香りや美味しさを、とことん楽しみたい方に最適なぐい吞みです。

 

東洋佐々木ガラス 招福杯 富士山 青・赤

『東洋佐々木ガラス 招福杯 富士山 青・赤』は、青と赤のペアのぐい吞みです。

富士山をモチーフにしたガラス製で、熟練の職人が一つひとつ丁寧に作り上げています。

グラスを逆さまにすると、キレイな富士山が目の前に広がります。

お酒を飲みながら、美しい富士山の姿も一緒に楽しむことが可能です。

 

田島硝子 星切子 ぐい呑ペア

『田島硝子 星切子 ぐい呑ペア』は、伝統紋様の星切子が施された、色鮮やかで趣のあるぐい吞みです。

熟練した職人によってカットされた装飾は、まるで宝石のようです。

様々な角度からグラスを見るとそれぞれ違った姿が浮かび上がるので、見ているだけでも楽しむことができます。

ペアのぐい吞みなので、夫婦の記念日や両親へのプレゼントにしてみてはいかがでしょうか?

 

 

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