久保田シリーズの中でも最もスッキリとして飲みやすい日本酒『久保田 千寿』。
今回は、久保田シリーズの中でも食中酒としてもオススメの名酒『久保田 千寿』をご紹介します。
【新潟】『久保田 千寿』の価格と味わい!最上級の爽快感を誇る日本酒!
Contents
すっきりとした爽快感!『久保田 千寿』!
『久保田 千寿』は、”吟醸酒”と呼ばれる種類のお酒で、吟醸造りという方法で造られています。
「吟醸酒」のお酒の特徴としては、
・原材料は米、米麹
・精米歩合60%以下
・吟醸造りで、固有の香味であり色が良好
というように、限られた原料と特別な方法で造られる日本酒となっています。
「吟醸酒」と「大吟醸酒」との違いは精米歩合で、大吟醸は精米歩合が50%以下と、より削られた酒米から醸される日本酒です。
『久保田 千寿』は、久保田シリーズのなかでもこだわり抜かれた原料から造られます。
地本農家と提携して育てた最高の酒米を3分の2以上も削り、米の最もおいしい部分のみを使用した日本酒となっています。
また、『久保田 千寿』の仕込み水には朝日地内の地下水脈を流れる雑味の少ない軟水を使用し、麹米には五百万石を使用しています。
それらの原料を洗米・浸漬・蒸米、麹造り、仕込み、上槽まで、「久保田」の酒蔵の職人たちが日々の気温や湿度なども考慮しながら丁寧に心を込めて作業を行い、久保田 千寿を造ります。
整った設備や環境と伝統の技術で、最高の酒米の美味しさを際限なく活かして醸造される日本酒。
それが『久保田 千寿』です。
『久保田 千寿』の特徴・味わい!
“吟醸酒”である『久保田 千寿』は、
・精米歩合50%
・麹米 : 五百万石
・仕込み水 : 朝日地内の地下水脈を流れる雑味の少ない軟水
を使用しています。
アルコール度数は15度、日本酒度+5、酸度は1.1であり、フルーティーな香り、柔らかな口当たりと深みのある味わいが特徴の日本酒です。
冷やしても温めてもよしですが、冷酒や常温で飲むのがおすすめの名酒です。
穏やかでやさしいフルーティーな香り。
口に含むと同時にスッと広がる爽快感・・・
吟醸とは思えないようなスッキリとした日本酒です。
『久保田 千寿』オススメの温度!
『久保田 千寿』は、適度な辛さを持ちます。
ピリッとするような辛さではなく、まろやかさで優しい辛さを持ち、心を落ち着かせてくれます。
また、余韻を残さないようなすっきりとしたキレのある後味も魅力の一つといえるでしょう。
非常に飲みやすい辛口酒で、食中酒としても、単体でも美味しく楽しめる日本酒となっています。
この『久保田 千寿』特有のスッキリさを活かすには、ヒンヤリと冷やして冷酒として飲むのがオススメです。
また、爽快感のある『久保田 千寿』と相性抜群の料理は、お刺身、特に白身魚の刺身がよく合います。
すっきりとした味わいの久保田 千寿と脂ののった白身魚のお刺身・・・
想像するだけで食欲が湧いてきますね!
『久保田 千寿』の製造方法!
『久保田 千寿』は、”吟醸酒”と呼ばれる特定名称の日本酒です。
“吟醸”とつく日本酒は「吟醸造り」をした日本酒です。
日本酒の原料となる酒米をかなりの割合で削ることにより、酵母の栄養分をわざと不足させて低温で発酵させるなど、酵母にとって厳しい条件の中で製造します。
この製造方法により、発酵の途中で多くの種類の高級アルコールを生成させることができます。
この高級アルコールと酸が結合することで、果実のような特有の芳香を持つエステルが豊富に生成されます。
このエステルが吟醸酒を特徴づけるフルーティーで華やかな香り(吟醸香)を生み出しています。
日本酒のうんちく~あいまいな吟醸と大吟醸~
先ほど述べたように、『久保田 千寿』は、”吟醸酒”と呼ばれる日本酒です。
しかし、『久保田 千寿』の精米歩合を見てみると、”大吟醸”の基準である「精米歩合50%」を満たしているのです。
それではなぜ『久保田 千寿』は、”大吟醸”と名乗れるのにもかかわらず、”吟醸酒”を名乗るのでしょうか。
最近の醸造技術で造られた日本酒は、どのお酒をとっても香味・色沢が良好で、区別がつきにくくなっています。
したがって、現在では、精米歩合の基準を満たしていれば、”純米吟醸”でも”純米大吟醸”といった名称にこだわらない酒蔵が増えてきています。
そのため、久保田を醸す朝日酒造においても、『久保田 千寿』は精米歩合50%でも”吟醸酒”と名乗っているのです。
日本酒の特定名称を知ると、さらに日本酒の奥深さに気づくことができます。
興味のある方は是非とも覚えてみてくださいね!
→関連記事:『【日本酒】純米酒と本醸造酒の違い! 一瞬で分かる純米酒の飲み方・特徴!』
『久保田 千寿』の価格!
精米歩合50%
720ml 1500円(税抜)
1.8L 3310円(税抜)
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