ほのかな甘みと、優しい味わいが特徴の『久保田 紅寿』。
今回は、日本酒初心者や女性にオススメの美酒『久保田 紅寿』をご紹介します。
『久保田 紅寿』の価格!芳醇なコメの旨みを持つ日本酒!
Contents
『久保田 紅寿』芳醇なコメの旨みの純米吟醸酒!
『久保田 紅寿』は、”純米吟醸酒”とよばれる日本酒で、吟醸造りという製法で造られています。
“純米吟醸酒”には、
・原材料 : 米・米麹
・精米歩合 : 60%以下
・吟醸造りで、固有の香味であり色が良好
という特徴があるように、限られた原料と特別な方法で造られる日本酒となっています。
『久保田 紅寿』は、他の久保田シリーズと同様、こだわりの軟水、お米、米麹を使用した日本酒となっています。
“純米吟醸酒”と”吟醸酒”との違いは、日本酒を製造する際の原料にあります。
“純米吟醸酒”は、水と酒米、米麹のみを原料としているのに対し、”吟醸酒”は、水と酒米、米麹に加え、醸造アルコールを加えて造られます。
『久保田 紅寿』の特徴・味わい!
『久保田 紅寿』は、
・精米歩合 : 55%
・麹米 : 五百万石
・仕込み水 : 朝日地内の地下水脈を流れる雑味の少ない軟水
を使用して造られます。
アルコール度数は15度、日本酒度+2、酸度は1.1であり、ほんのりと甘みを感じることができるまろやかな味わいです。
また、後味のしつこさがなく、フルーティーな吟醸香を楽しむことができる日本酒です。
『久保田 紅寿』の一番の特徴は、飲んだ時に感じる芳醇なコメの旨みです。
『久保田 紅寿』の精米歩合55%(酒米を45%削っている)で、純米吟醸酒に分類されています。
酒米をとことん削ることにより、想像を超える濃い旨みを感じることができます。
『久保田 紅寿』は、常温でも、冷やしても、温めてもおいしくいただける日本酒になっています。
なかでも、ぬる燗で味わうと、久保田シリーズの中でも他を圧倒するコメの旨みを感じることができるのでオススメです。
『久保田 紅寿』の製造方法!
「久保田 千寿」は、純米吟醸という種類の日本酒です。
吟醸とつく日本酒は「吟醸造り」をした日本酒です。
酒米をかなりの割合で削ることにより、酵母の栄養分をわざと不足させ、低温で発酵させるなど、酵母にとって厳しい条件の中で製造します。
厳しい条件の中で酵母を発酵させることで、多くの種類の高級アルコールを生成させることができます。
この高級アルコールと酸が結合することで、果物を思わせる独特の芳香をもった数多くのエステルが生成されます。
エステルは、吟醸酒を特徴づけるフルーティーで華やかな香り(吟醸香)を生み出す上で非常に重要な成分です。
『久保田 紅寿』の高い香りは、このエステルによって生み出されます。
→関連記事:『【日本酒】純米酒と本醸造酒の違い! 一瞬で分かる純米酒の飲み方・特徴!』
『久保田 紅寿』の豆知識 ~軟水を使うと味が変わる~
『久保田』のこだわりとして、日本酒の仕込み水に全て朝日地内の地下水脈を流れる雑味の少ない軟水を使用しています。
この朝日地域の軟水は雑味が少ないため、おのずと日本酒の口当たりも良くなります。
しかし、実は酒造りに関して、仕込み水に軟水を使用することはあまり一般的ではありません。
日本一有名な酒処である兵庫県(灘)の酒や、京都府では仕込み水に硬水を使用しています。
灘の酒(兵庫)は、『久保田』と同じく辛口タイプの日本酒です。
しかし、同じ辛口タイプの日本酒でも仕込み水に”硬水”を使うか、”軟水”を使うかで、仕上がる日本酒の口当たりや風味が大きく変わります。
軟水を使った『久保田』は、硬水を使用して造った日本酒よりも、すっきりさわやかで飲みやすく、またキレのある味わいとなる傾向にあります。
このように、仕込み水の種類でも日本酒の味わいが大きく変わります。
『久保田』のスッキリとした爽快感は、仕込み水に軟水を使用することから生み出されるのです。
『久保田 紅寿』の価格!
精米歩合55%
720ml 1500円
1.8L 3310円
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