1990年の発売からファンを増やし続けている『獺祭 純米大吟醸50』。
ブランドを確立した理由は「味わうお酒」のあくなき探求でした。
果物のような香りと雑味のない甘みは、他銘柄と一線を画する大吟醸酒です。
『獺祭 純米大吟醸50』の究極の飲み方!日本酒初心者にオススメの名酒!
Contents
『獺祭 純米大吟醸50』の味わい!
『獺祭 純米大吟醸50』の繊細な香りは、「洋梨のような」、「完熟リンゴのような」、「いちごのような」と様々な果実に形容されています。
フルーティーな香りを楽しみつつ口に含むと、最初に蜂蜜のような甘みが広がり、次に精米歩合50%が実現する雑味のない米の旨みが押し寄せます。
後半は少し辛さを伴ったキレ味が増し、すっきりとした爽やかさを感じることができます。
フルーティーな香りと軽い口当たりは、日本酒が初めてという人に最もオススメの純米大吟醸酒です。
『獺祭 純米大吟醸50』オススメの飲み方!
すっきりとした辛さを残す『獺祭 純米大吟醸50』は、食中酒として料理の美味しさを引き出します。
しかし、一番のオススメは「味わうお酒として」飲むことです。
冷蔵(10℃付近)の獺祭は、華やかな香りと優しい甘みを感じ、純米大吟醸本来の醍醐味を味わえます。
常温は米の旨みが際立ち、10℃以下だと水のような口当たりが増し、すっきりとした余韻になります。
お好みの温度を探してみるのも楽しみ方の一つかもしれません。
『獺祭 純米大吟醸50』こだわりの製造方法!
『獺祭 純米大吟醸50』の『50』とは、精米歩合50%を称しています。
酒米の最高峰である山田錦の組織を壊さないように削るには、実に30時間を要しています。
獺祭は、精米後に「洗米」>「蒸米」>「麹造り」>「仕込み」>「上槽」>「瓶詰め」の工程を経て出荷されます。
獺祭を製造する旭酒造は酒造メーカーに先駆けて機械化・IT化を図ってきました。
これは四季を通して本格的な純米大吟醸酒を飲んでもらう為に必要なことでした。
それでも重要な工程ほど担当者の手作業によって製造・管理されています。
『獺祭』の名前の由来!
『獺祭』の意味は「詩や文を創るときに多くの参考資料を広げ散らかす事」とされています。
語源は、「カワウソが捕まえた魚を岸に並べていた様を、まるで祭りでもしているようだ」と、言い表したことが由来とされています。
酒名の「獺祭」は正岡子規の別号である「獺祭書屋主人」と、旭酒造が酒蔵を構えた獺越から「獺」の一字を取って『獺祭』と命名されました。
高名な詩人であろうとする子規の気概と、旭酒造の「新しい日本酒を創る」という企業姿勢がリンクしている絶妙なネーミングだったのです。
気になる『獺祭 純米大吟醸50』の価格!
「箱無し」: 180ml/410円・300ml/642円・720ml/1,539円・1.8L/3,078円
「箱入り」: 300ml/691円・720ml/1,614円・1.8L/3,186円
「他の獺祭シリーズも飲んでみたい!」という方は、『獺祭 おためしセット 180ml×3本』がオススメです。
こちらは、『獺祭 純米大吟醸50』、『獺祭 磨き3割9分』、『獺祭 磨き2割3分』の3種類がセットになっていて、「箱入り」は2,700円となっており、非常にお得です!
※価格は税込みです。
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