日本酒好きにはもちろん、日本酒が苦手な人にもオススメできる一本「蓬莱泉 空」。
入手難易度が高いこの一本は見つけたら即購入すべし。
今回は、そんな希少な日本酒『蓬莱泉 空』をご紹介します。
『蓬莱泉 空』地元に根付いたこだわりの日本酒!
Contents
『蓬莱泉 空』和醸良酒を追求した日本酒!
愛知県の酒蔵、関谷醸造株式会社は、江戸時代から7代続いている造り酒屋です。
12年前から酒米の自社での栽培をスタートし、現在、24ヘクタールの水田で酒米を栽培しています。
また、関谷酒造は地元の酒米を使った地酒を造ることで、地域貢献にも役立てている酒蔵です。
標高476mに位置し、夏は冷涼、冬は寒冷なために酒造りに最も適した環境があります。
蔵元の近くには山から湧く清水を日本酒に使用しており、水にもこだわっています。
そのような日本酒製造に適した土地で、”良酒は和を醸す”という「和醸良酒」を合言葉に、基本に忠実に、高品質の酒造りを目指して製造されているのが関谷酒造の『蓬莱泉』です。
酒名は、関谷酒造近くの霊峰にある鳳来寺山の「ほうらい」に、中国の伝説、ユートピアの「蓬莱」の字を当てて名づけられました。
「蓬莱泉 空」の製造方法
「蓬莱泉 空」は純米大吟醸という種類の日本酒です。
吟醸とつく日本酒は「吟醸造り」をした酒です。
吟醸造りとは吟味して醸造することをいい、よりよく精米した(削った)白米を低温でゆっくり発酵させ、酒かすの割合を高くし、特有の芳香(吟香)をもつように醸造することをいいます。
吟味して製造されているだけあって、とてもフルーティーで華やかな香りが特徴となっています。
麹米に精米歩合40%、掛米に精米歩合45%の山田錦という米の品種を使用し、純米らしい広がりがあり、豊かな味わいが特徴となっています。
山田錦らしいフルーティーな香りもバランスよく、1年間の熟成を経てじっくり熟成された大吟醸酒です。
「蓬莱泉 空」の味わい!
「蓬莱泉 空」は純米大吟醸ということもあり、香り高いフルーティーな吟醸香が特徴です。
また、米のうまみ、甘みがしっかりと感じ取れるような味も特徴的で、さわやかですいすいと飲める軽やかな味わいとなっています。
豊かな味わいの甘口の大吟醸酒で、日本酒があまり好きではないという方にも、日本酒が好きな方でも納得できるこれが「うまい日本酒」というようなお酒になっています。
「蓬莱泉 空」の豆知識
『蓬莱泉 空』を造っている関谷醸造では酒造りの工程において、機械を積極的に導入しており、機械で代替できる工は次々と自動化を図っています。
この背景には、「日本酒の可能性を柔軟に追求した高品質の酒造り」を追い求めている関谷醸造の、現代の技術と伝統の技を融合させるというよう姿勢が表れています。
機械化を進めることで、伝統的な酒造りの技を積極的に自動化、合理化し、江戸時代の創業からの経験と現代の技術を合わせた緻密なデータを集め、次世代の酒造りに活かそうとして、合言葉の”良酒は和を醸す”という意味の「和醸良酒」の実現を目指しています。
「蓬莱泉 空」の価格
720ml 3200円
限定販売品となっているため、定価で買えることは珍しく、通販サイトなどでは1.5~2倍の価格で販売されています。
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