【新潟】『八海山』おすすめの種類!日本が誇る”端麗辛口”な日本酒!

端麗辛口“という新潟の酒特有の柔らかさと抜群のキレを兼ね備える日本酒『八海山』。

『八海山』は、新潟県を代表する銘酒で、酒造りに最適な環境がある魚沼市でこだわりのお酒が造られています。

越後三山の雄大な山から命名されたこのお酒は、今や日本酒に明るくない人でも聞いたことがある人気の銘柄となりました。

 

米、麹、水、酵母、雪。

これら自然と人の情熱で醸される名酒『八海山』をご紹介します。

【新潟】『八海山』日本を代表する”端麗辛口”な日本酒!

『八海山』とは?

八海山』は言わずと知れた、新潟県を代表する日本酒です。

いわゆる「地酒ブーム」の火付け役となったのがこの八海山であり、今や日本酒に明るくない人でも聞いたことがある人気の銘柄となりました。

その味わいは”端麗辛口“という新潟の酒特有の柔らかさと抜群のキレを兼ね備えています。

 

八海山を造る八海醸造は新潟県の南魚沼にあります。

周囲は米どころであり、冬は雪深い地域でこの八海山は造られています。

八海醸造の創業は大正11年、その名前は越後三山の雄大な山から命名されています。

 

『八海山』の種類は、普通酒、特別本醸造酒、吟醸酒、純米吟醸酒などがあります。

 

『八海山』の特徴!

人の手によって造られる麹!

創業は大正11年と歴史がある八海醸造ですが、創業当時の八海山の年間生産量は300石から始まりました。

今では3万石の生産量を誇る県下でも知られるお酒となりました。

 

その生産方法には強いこだわりがあり、八海山全てのお酒の麹を手造りで行っています。

人間でしかできない部分は手造り、それ以外の作業は機械で行うという手間をかけた酒造りが行われています。

人間が発酵をコントロール限界量は3トンまでと考え、それに応じた生産量での出荷を行っています。

 

名水”雷電様の清水”!

酒蔵は「良い水を探し当てれば酒屋は栄える」といわれます。

それだけ酒造りにおいて、”水”は重要な役割を果たします。

八海醸造では、越後三山である八海山の水「雷電様の清水」を使用しています。

「雷電様の清水」は、県の名水百選に指定されており、八海山のお酒には欠かせないものとなっています。

 

『八海山』のおすすめの飲み方!

『八海山』の美味しい温度!

『八海山』は、どの温度帯でもおいしく飲める日本酒です。

しかし、やはり「ぬる燗」で味わうのがおすすめです。

あたためることでより高い香りが口に広がり、同時に身体の芯から温まります。

 

八海山はすっきりとした飲み口であり、翌日にも残らないという特徴がありますが、飲み過ぎにはご注意ください!

 

『八海山』に合う料理!

八海山の全てのお酒は食中酒として造られています。

特に魚料理との相性が良く海外のお寿司屋さんなどでも提供されるほどです。

 

八海山を飲む際は、是非魚料理と合わせてお楽しみください!

『八海山』のおすすめの種類!

新潟県を代表する銘酒『八海山』。

なかでも一度は飲んでいただきたいおすすめの種類をご紹介します。

 

八海山 清酒

八海山 清酒』は、八海山真髄の逸品です。

いわゆる普通酒と呼ばれている最もスタンダードな八海山です。

普通酒でありながら、原料米を60%まで精米し低温発酵でゆっくりと造られています。

原料米としては五百万石が主に使用されており、その味わいは淡麗、すっきりとした飲み口が非常に料理に合います。

 

* 1,800ml 1,950円、720ml 930円、300ml 390円、180ml 280円、カップ280円

 

八海山 特別本醸

八海山 特別本醸』は、冷でよし・燗でよしの日本酒です。

八海山でも色々な楽しみ方ができるのがこの『八海山 特別本醸』。

香りは控えめでキレのある辛口があります。

 

キーンと冷やして飲むと口に含んだ瞬間のみずみずしい舌触りが非常に魅力的です。

また、燗にすると旨味が膨らんで更にキレが良くなります。

特別本醸はぬる燗でも楽しむことができます。

 

温度によってその味わいの違いを楽しむことができるおすすめの一品です。

 

* 1,800ml 2,390円、720ml 1,150円、300ml 520円、180ml 350円

 

八海山 吟醸

八海山 吟醸』は、原料米に山田錦と美山錦という最高の素材を使用した、八海山でも贅沢な吟醸酒です。

香りが果実のようなほのかに香りで、口当たりはサラリとしたフルーティな飲み口です。

味は清涼感と軽い味わいがあり、料理を一層引き立てるという役割があります。

きき酒会などではややインパクトに欠ける印象を受けてしまいますが、美味しい料理がある会では最も好まれて飲まれる日本酒です。

『八海山 吟醸』を飲む際には、ぜひ冷やして飲んでみてください!

 

* 1,800ml 3,340円、720ml 1,670円、300ml 770円、180ml 500円

 

八海山 純米吟醸

八海山 純米吟醸』は、八海山の定番シリーズの中では唯一の純米系のお酒です。

山田錦・五百万石・美山錦が使用されており、純米吟醸特有のほのかな旨味を楽しむことができます。

 

純米酒でもその軽さが特徴で、”端麗辛口”という八海山の魅力が最大限に引き出されています。

香りは独特の果実香がほのかにあり、味わいは軽やかな口合たりと後味に旨味が残ります。

 

* 1,800ml 3,670円、720ml 1,840円、300ml 870円、180ml 570円

 

八海山 大吟醸

よく八海山は『越乃寒梅』と兄弟の様な関係だと言われていますが、それは大吟醸造りを全ての酒の基本とされたその酒造りにあります。

『八海山 大吟醸』は、八海山の中でも飲み口の爽やかさと、軽快な味わいがあり、深い香りが残る後味を感じることができます。

まさに、新潟を代表する銘酒にふさわしい出来の八海山です。

 

インパクトのある濃厚な味わいが主流となっている最近の日本酒業界では、控えめであり、しかしながらその存在は大きいという『八海山 大吟醸』。

静かな夜にゆっくりと楽しんでください。

 

* 1,800ml 8,720円、720ml 4,240円、300ml 1,800円

 

八海山 純米大吟醸 金剛心

八海山 純米大吟醸 金剛心』は、八海醸造でもその技術とプライドをかけて造られる最高峰の八海山です。

「ゆるぎない一元の心」という意味を持つこの八海山は、年に2回だけ蔵出しされる限定品で、非常に入荷が少ないのが特徴です。

山田錦・五百万石の長所を融合させ、その絶妙なまでの配合を行い、氷点下で2年以上貯蔵熟成された逸品です。

 

* 800ml 11,000円

 

八海醸造で造られるおすすめのお酒!

八海醸造では、『八海山』以外にも様々なお酒が造られています。

 

八海醸造が造るお酒のなかでも有名なのが、『よろしく千萬あるべし』という焼酎です。

『よろしく千萬あるべし』は、八海山の醸造技術を取り入れ造られています。

『よろしく千萬あるべし 焼酎ハイボール』という350mlのものも販売されており、非常に人気があります。

 

他にも、
八海山の原酒で仕込んだうめ酒や猿のラベルが非常に強いインパクトの『ライディーンビール』、ノンアルコールの『麹だけでつくったあまさけ』などがあります。

八海山を好きになった方は、これらの商品も楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

八海山をはじめ、飲みやすいサイズでも販売されているのが嬉しいところです。

 

 

この記事を読んだ人に人気の記事!

北海道・東北地方の日本酒の特徴!

中国地方の日本酒の特徴(岡山・鳥取・島根・広島・山口)

四国(香川・徳島・愛媛・高知)の日本酒の特徴!

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です