香川県にある丸尾本店で作られている『悦凱陣』。
丸尾本店は金毘羅宮の参道の一角にある酒蔵で、こだわりの手法で造られています。
悦凱陣は個性的なお酒で、そそられるような歴史が隠されていることが特徴です。
今回は、熟成とともに、色・香り・味わいが増していく日本酒『悦凱陣』をご紹介します。
【香川】『悦凱陣』年とともに深みの増す稀有の名酒!
Contents
『悦凱陣』の歴史!
『悦凱陣』は古い歴史を持つ由緒正しき蔵元、丸尾本店で造られる日本酒です。
丸尾本店は、江戸時代には既に存在しており、桂小五郎・高杉晋作が潜伏していた形跡があることが特徴です。
今でも江戸時代の姿をそのまま残しており、当時の雰囲気が味わえる蔵元です。
酒造りでは酒米に山田錦、水は弘法大師ゆかりの豊満池の伏流水を使用しています。
春になると無濾過生酒を作っていて、個性的ながらも味わい深いお酒を出しています。
蔵元、お酒ともに、江戸時代の大きな歴史を感じさせてくれるでしょう。
『悦凱陣』の特徴!
強烈な個性を放つ日本酒!
『悦凱陣』は、しっかりとコクがあり、濃厚な旨味を出すことが特徴の日本酒です。
悦凱陣は毎年味わいを変化させており、タンクによってもテイストを変えています。
それぞれが強烈な個性を放ちながらも、歴史を感じさせる味わいに仕上がっています。
水質が変化する珍しい伏流水!
酒造りに使われる伏流水は、蔵内の井戸水を使っており、非常にさわやかな飲み口です。
また、豊満池の伏流水は仕込みの前半は軟水、後半は硬水と水質が変わる独特な水質。
この水質を使い分け、出来たてと熟成では大きく味を変化させています。
悦凱陣の個性的な味が好きというファンは多く、非常に愛されているお酒です。
『悦凱陣』のおすすめの飲み方!
『悦凱陣』は飲むタイミングによって、味わいが大きく変わります。
お酒を開けて約2日間は、甘めの香りで食中酒としてもぴったりな味わい。
しかし、開栓から日を開けるほどに、酸味のある香りが広がることが特徴です。
純米酒ならではの、あっさりとしたなめらかな味わいが舌に残ります。
また、香りだけでなく、後味も酸味が感じられます。
バランスを崩すことなく、個性的な後味を残してくれるでしょう。
好みは分かれますが、長期熟成させればより深い味に変わっていくので、一度試してみてはいかがでしょうか?
年とともに深みの増す稀有の酒『悦凱陣』!
『悦凱陣』は熟成とともに、色・香り・味わいが増していくお酒です。
1年間熟成させれば山吹色に変化し、濃厚なのにクリアな香りを出してくれるでしょう。
常温で飲んでも、濃厚な味わいとともに、酸味が走る個性的なお酒に変わります。
熱燗で味わえば、さらに甘みと旨味が強くなり、硬さはほとんどなくなるでしょう。
悦凱陣は野菜や魚料理などの、あっさりとした料理と相性が良いお酒です。
熟成させればクセの強いラム肉との相性も良くなります。
個性的なお酒を味わいたいなら、悦凱陣を熟成させてみてください。
『悦凱陣』の種類!
悦凱陣はどれも個性の強い味わいに仕上がっており、熟成によっても味が変わります。
さまざまな種類の中から、あなたに合ったタイプを選んでみてください。
悦凱陣 山廃純米無濾過生原酒 オオセト 29BY
日本酒らしからぬ独特な味わいの出せる山『廃オオセト悦凱陣』。
悦凱陣を熟成させて味わう方なら、すぐに購入したくなる数値です。
期間を開けながら少しずつ飲んで、味の変化を楽しむのも良いでしょう。
悦凱陣 純米無濾過生原酒 オオセト60% 29BY
『悦凱陣 純米無濾過生原酒 オオセト60% 29BY』は、オオセト米を60%使用し、口の中に米の旨味が広がるような悦凱陣です。
悦凱陣らしい味わいが特徴で、後味を引く酸味がクセになります。
常温と熱燗で大きく味が変わりますので、温度を変えながら味わってみてください。
悦凱陣 手作り純米 火入れ 28BY
『悦凱陣 手作り純米 火入れ 28BY』は、オオセトの純米を使用した悦凱陣で、いつも側に置いておきたい日本酒です。
ざっくりと大味ながら、悦凱陣のクセが味わえるでしょう。
温度で味が変わるので、お気に入りの味わいを探してみてください。
『悦凱陣』は香川県の丸尾本店で作られているお酒です。
同じ銘柄でも毎年味が変わるため、年代によって好みが分かれます。
さらに、温度と熟成によっても味は変わりますので、飲み方次第で好みが分かれるでしょう。
あなたも悦凱陣のさまざまな飲み方を試してみて、自分だけの味を見つけてみてください!